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【過去記事】ゼノア チェンソー G365エンジンかからない修理完了
プラウ長岡店の柳です。
栃木県のお客様から送られてきたゼノアG365です。
エンジンかかりません。
故障診断します。
燃料キャップを開けてホース、フィルターを点検します。劣化、汚れて燃料が行かない状態です。交換必要です。
エアークリーナーを外してエンジンに直接キャブレタークリーナーを噴射してスターターを引くとエンジンかかりました。点火系統は正常です。
マフラーを外してシリンダー内壁とピストンの点検します。正常です。
圧縮圧力を測定します。15.5Bar高い数値です。燃焼室内にカーボンが溜まると圧力が高くなります。2回目にテストすると13.0Barでした。
お客様に修理見積もりしてGO!サインいただきましたので修理を続けます。
キャブレター分解清掃してダイヤフラム、ガスケット、インレットバルブは磨耗限界でしたので交換します。
クラッチを外してオイルポンプの点検します。ここはキレイな状態でした。給油してカバーをつけます。
ゼノアG365純正燃料ホースは部品供給が終了しているため社外品で探したところ、新ダイワE350のホースが合いそうなので発注しました。
燃料ホースを、取り付けるにはエンジンとハウジングを分離しないとはまらない設計で手間がかかる作業でした。インパルスホースはSTIHL製を使用しました。
ハンドル、キャブレターを取り付けました。
チェンアジャスティングスクリューが曲がっているのでSTIHL MS170用スクリューにカラーを入れて取り付けました。
すべての部品を組み立て完成しました。STIHL純正2サイクルエンジンオイルHPスーパーを入れた混合油、チェンオイルを給油してエンジン始動、暖気後にキャブレター調整します。
アイドリング回転数2,900rpm,最高回転数13,000rpmに調整しました。軽い吹け上がりです。再始動性もOKです。最後に目立てをして完成しました。
古いゼノアG365でしたが、エンジンが焼き付いていなかったこと、社外品の部品が入手できたので修理可能でした。
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