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【過去記事 ホンダ除雪機 HS2411Zのメンテナンス中
お得意様よりのご依頼 ヽ(゚◇゚ )ノ
バッテリーの充電系統の点検などなど。
ホンダのスノーファイターHS2411Zです。
バッテリー充電系統の点検のご依頼で入庫。
充電電圧と電流を計測しましたが正常値。
暗電流も問題無し。
ですが色々悪い所が ( ̄□ ̄;)!!
まずはオーガベルトが摩耗してます。
じつはこの機種、ベルトテンショナー部にセンサーがあって摩耗が進むとインジケーターランプが点灯します。
その時にベルト交換すればいいのですが、使い続けるとセンサープレートが検出範囲外まで移動してエンジンが始動できなくなるんです Σ(゚д゚;)
表示パネルに赤い三角のランプが点灯したら気をつけて下さいね。
上が摩耗したベルト、下が新品。
純正はスーパーゴールドのA-8が指定、A-6とかはダメですよ。
耐衝撃性能が落ちます。
ついでにアラ探し。
このシリーズの泣き所、電装カプラー腐食です ヽ(`Д´)ノ
実はZシリーズ、ココがダメになるんですよね。
コネクターギボシがこんな感じで腐食します。
この位はラッキー ヽ(゚◇゚ )ノ
幹線道路沿いで使用している機体は凍結防止剤の影響でボロボロに錆ちゃいます。
こんな低くてクローラーに近い所に開放型コネクターを設置するなんてNGです。
防水コネクターにしてほしい所です。
実はHSL2511は大丈夫。
試作機が同じ構造だったんで開発の人にお願いしたら生産モデルはユニットごと取付位置が高い所に変更してくれてました。
*コネクターは開放型ですが大きな進化です
生産ギリギリのタイミングで間に合わないかも?と言われましたが流石はホンダです。
きっちり改善してくれました。
他のメーカーじゃ数年かかるか最悪そのままです、こう言う改善 (つД`)ノ
シリコン系防錆潤滑剤をスプレーするか、コネクターグリスを注入して対策です。
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