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【過去記事】ホンダHSM1590i オイル警告灯点灯修理
プラウ長岡店の柳です。
他店で購入した2015年製のホンダハイブリッド除雪機HSM1590i(J)エンジンオイル警告灯点灯するので修理入庫しました。保証期間内の故障なので無償修理になります。
オイル警告灯点灯しても使えるため、お客様はオイルを補充して使っていたそうです。
正常ならオイル量が少ないと警告灯点灯、エンジン停止、再始動しません。
モーター走行で引き取りました。ハイブリッド除雪機はエンジントラブルがあっても自走できるのが凄いですね。他社製ではできません。
早速エンジンオイル量点検すると、オイル多過ぎです。
正しいオイル量を給油して動作確認すると、10分くらいでオイル警告灯点灯しました。
でも、エンジンはかかったまま他の操作もできます。
故障診断であやしいところは
1、オイルレベルセンサー(オイル量を検知する)
2、エンジンECU(オイル量、エンジン温度、パワーコイル等エンジン単体の制御をする)
3、本機側ECU(エンジンECU間、走行モーター、パワーハイト、パワーローリング、ACジェネレータ等各センサー間を通信して総合制御する)
4、センサーECU間の配線断線、短絡
オイルレベルセンサーを外して単体テストしましたが、正常
展示機からエンジンECU、本機側メインECUを付け替えても症状変わらず、↓
写真が横になってしまってすみません。
本田技研の汎用サービス課にも問い合わせしましたが、メーカーにも事例がなく、配線の可能性がありますと言われて早速センサーエンジンECU間の導通テストすると導通しています。
でも、落ち着いてある部品を交換して動作確認すると、オイル警告灯は点灯せず、正常に動作しています。今回の修理は自分で考えて故障原因を見つけることができてとても勉強になりました。
故障原因が見つかるとスカッとしますね。
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