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【過去記事】前回と前々回のつづき トラクター&耕うん機F660のミッションを分解
工場内で黙々と作業してます。
ホンダF660のミッションは分解完了 ヽ(゚◇゚ )ノ
意外とシンプル。
錆が酷く膨らんでます、修正不能ですね。
昭和63年から一度も分解整備されてないんでしかたないか?
シール交換が容易な構造なら数年ごとにシールを交換し錆の補修をすればいいんですが、F660の構造では困難 (´_`。)
クボタトラクターGT3の方はクラッチハウジングが外れました。
パワステユニットやら燃料タンクが邪魔してくれて意外と体力消耗 (ノ゚ο゚)ノ
コレがクラッチハウジング。
GT3のミッションはエンジンとクラッチハウジングが一体でトランスミッションは車体後方にマウントしプロペラシャフトで接続する方式。
このレイアウトを見ると嬉しくなります、現行GTR R35なども採用するトランスアクスル式。
ラダー構造のフレームチューブ右側はミッションオイルパイプを代用する構造でフレーム内をミッションオイルが流れます。
フレームがオイルタンクを兼用する構造、ビューエルXBシリーズの様ですね(ノ´▽`)ノ
分厚いフライホイールが逞しい ヽ(゜▽、゜)ノ
右下がクラッチディスク、左がプレッシャープレート。
今回の異音の原因はこの軸、クラッチシャフトの溝とクラッチディスクの溝間で摩耗によりクリアランスが増大。
クラッチを切ってフリーになったディスクがエンジン振動で「ガチャ、ガチャ」音を立てていたのが原因。
問題のディスク。
溝が広がってます、手で揺するとかなり遊んでるのが分かります。
シャフトとディスクをセットで交換、もちろんパイロットブッシュも交換します。
部品入荷が待ち遠しい ヽ(゜▽、゜)ノ
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