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【過去記事】新ダイワ エンジンカッターの焼き付き修理 その2
前回に続き、新ダイワのエンジンハンドカッターの修理です。
焼付きで入院中のEC7500S、焼付きの原因を検証しましたが色々怪しい所が…
コレが焼付いたピストン。
このピストン、吸気ポートや掃気ポート周辺は全く綺麗 ヽ(゚◇゚ )ノ
排気ポート周辺に接する部分に深い損傷が…
急激に焼付きが発生、局所的な温度上昇の様です。
でも、この焼付き痕は昔散々見てきた記憶が… ∑(゚Д゚)
もう一つ、このエンジンのキャブがウォルブローHDAって所も気がかり。
HDAをバラした事のある人なら「あそこヤバいよね」って言うアレです。
で、分解してみました ( ̄□ ̄;)!!
なにやらすでにヤバそうですね。
ダイヤフラムが伸びきってます。
でもHDAの問題なのはココ。
やっぱり「ズレてます」 ( ̄□ ̄;)
ココはダイヤフラムのポンプ部と外界を隔てる重要な部分。
これ、マズいですね。
コレじゃー燃料にエアが混入しても不思議はありません。
*HDAはここがズレてる事多々、新品でも分解して確認してから使いたい。
それに何だか、ダイヤフラムがふやけて伸びてます。
(肌色の薄いやつです)
こうなると高速域で燃料供給が間に合わないはず。
高速域の燃料供給不足は焼付きに直結します。
エア混入も焼付きの大きな原因になります。
何でダイヤフラムがこんなにフヤけたの?
どうしてHDAのアノ部分はいつもズレてはみ出るの?
色々疑問はありますが納期が迫ってるんで超特急で部品交換し組み上げる事にしました。
空燃比のトラブル、それも高速、高負荷時にかじったような。
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