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【過去記事】小型ハイブリッド機HSS1170iのエンジン分解中

お盆が過ぎて工場内はめっきり過ごし易くなりました     ヽ(゚◇゚ )ノ

 

今日はホンダハイブリッド除雪機HSS1170iのエンジンを分解しています。


先ずはコレを降ろします。

電気配線とワイヤー、燃料ホース、マフラーを外せば残りはボルト4本だけ。

ポロッ」っと分離します。


今日は新人の瀬川さんの研修も兼ねての作業(ノ゚ο゚)ノ


慣れない作業でてこずってますね(ノ´▽`)ノ


無事エンジンが降りたのでクランクケースを分解します。


中身はコンな感じになってます。

この面は搭載時↓下向きになります。

長い軸がクランクシャフト、黒い丸いのがカムギヤー

下の二つの丸いギヤーがバランサーです。


今回分解したのは「ガバナー」が原因と思われるエンジン不調の診断の為。

ガバナーギヤーはプラスチック製。


3つのウエイトが回転による遠心力で開き、中央の軸を押し上げる作用を利用してエンジンの回転数制御をしています。

コンな感じでウエイトが開くと軸が押し上げられるんです      \(゜□゜)/

 

このガバナーが固着するとエンジンは最高回転数を超えて吹け切ります

 

ウエイトが脱落しても同じ現象が…


ちなみにエンジンの下はコンな( ̄□ ̄;)

二つの電極みたいなのはモーターに電気を送る配線。

この下にハイブリッド走行用モーターがあるんです。


エンジン無いとスッキリしてます。

 

HSS1170iオーガや走行ベルトが無いんですが、発電機のベルトが1本だけあります。

 

そのベルト、交換時はこうやってエンジン降ろさないと交換できません (  ゚ ▽ ゚ 😉

 

驚異的にロングライフなベルトですが、交換時にはプロショップにお任せ下さい。

 

 

 

 

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