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【過去記事】久しぶりにハスクバーナ チェンソー修理
チェンソー修理が増えてきました (ノ´▽`)ノ
雪も一段落して伐採にはイイ感じですね。
今回の患者はハスクバーナー「236e」
症状は「エンジンが吹けない」です。
チェンソー故障診断の基本「シリンダー壁の摩耗」をチェックする為カバーをはずと「ゲッ~」 Σ(゚д゚;)
「何ですかコレは~」 ヽ(`Д´)ノ
コレじゃー空気吸わないわ。
エレメントを抑えてる金属プレートが当たっていた部分と吸着した切り屑の高さの違いに驚きました。
約3mm。
そしてスパークプラグを抜いてシリンダー内をチェックすると「悪魔の爪痕」が…・°・(ノД`)・°・
ピストンもリング下が飴色に焼けて「吹きぬけ」した事を教えてくれています。
こうなるとエンジンの調子は復活しません、残念ですが (ノ゚ο゚)ノ
エンジンは吸入した燃料が気化する時に熱を奪う現象を利用してピストンなどを冷やしています「燃料冷却」ですね。
でも、混合気の流入量が減ると「燃料冷却」が不十分になると同時に「混合オイル分」も当然減少します。
エンジンにはトテモ厳しい状態になります。
排気ガス規制で希薄燃焼を行う新型エンジンでは元々吸入される燃料が少ないのですから大変です。
「昔の機械はそんな事無かった」と言われる事が多いのですが、昔の機械と今の機械では規制で使用出来る燃料の量が違うんです。
日頃のお手入れでこんなトラブルは防げるんですが…
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