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【過去記事】 ホンダ除雪機の ハイトシリンダー分解

お盆休みも終わり業務再開です。

 

トップバッターはホンダ除雪機「HS1180Z」 (ノ゚ο゚)ノ

 

 

今回の修理はハイトシリンダーのオイル漏れです。

 

実はこの機種、年式が古くなるとココからオイル漏れや滲み出てる機体が多いんです。

 

中古機を買う時は要チェック、修理代が結構掛かります。

 

桝屋本店・ホンダウォークの修理ブログ
分解には特殊工具が必要です。

ガッチリ締まってる機体とスルッと緩む機体が有ります、今回はガッチリ系でした (ノ_-。)

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緩めたら機体から外して万力に挟みヘッド部分を緩めます。

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こんな感じで緩みます。

中に見えてる赤いオイルはATFオイル(メーカー指定はホンダ純正ATF)。

自動車のオートマチックミッション用のオイルなんです。

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こんな感じでロッドごと取り外しました。

真中のヘッド部を交換するので下のピストンを外す必要があるのでひっくり返して万力に挟みます。

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一番上のナットを緩めて外します。

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ロックタイトが塗布してあって結構力が必要です。

それではヘッドを外します。

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左が不具合品、右が新品。

ヘッドにシールが組み込まれた部品が供給されているので作業は比較的楽なんですが、

ロッドに組み付ける時にシールを傷つける危険性があるので細心の注意を払って組む必要があります。

 

「そんなのヤダッ!」って方にはロッドにヘッドとピストンが組み付けてあるキットも部品設定が有るのでそっちを使ってみてはどうでしょうか? 精神的に楽です。

 

 

後は分解した逆の手順で組立て、オイル注入とエア抜きをして完成です。

 

 

注)オイル注入とエア抜きの手順を間違えるとシリンダーが破損します。

 

  オイルの入れすぎでクラックが入った例も ((((((ノ゚⊿゚)ノ

 

くれぐれも失敗作業にならない様に注意して下さいね。

 

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修理完了した機体は絶好調です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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