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【過去記事】ホンダ ハイブリッド除雪機のベルト調整です
灼熱の整備工場内で除雪機整備中です。
昨日は40℃を超えた所もあったとか・・・
整備作業も命掛けの状況です。
今回はご質問の多いホンダ中型ハイブリッド機のオーガベルトテンション調整への回答です。
これは第一世代ハイブリッド機のHS1390Iのオーガハウジングを外した所です。
注)ベルト交換はオーガハウジングを外さなくても作業できます。
中型ハイブリッド機はオーガへの動力を電磁クラッチで断続する設計です。
ベルトは常に張った状態なんです、オーガを作動させる時は電磁クラッチに電気を流してクラッチを繋ぎます。
自動車のエアコンコンプレッサーのクラッチと同じ構造です。
じゃー、どこで張りを調整してるかってのが下の写真です。
見やすいようにシューターの筒をはずしてあります。
中央付近に金色の「バネ」が見えますよね。
このバネでテンションローラーを引っ張って、常にベルトを張っているんです(ノ゚ο゚)ノ
適正な張りはこのバネの長さを規定値になるようにテンショナーで調整します。
メジャーや定規などで測って下さい。
この寸法はホンダ中型ハイブリッド機全て共通です。
今回はオプション作業でオーガハウジングの修理作業も行ったのでハウジングを外してあります。
(ハウジング内ローター部分の鉄板厚をノーマルの2.3mm→3.2mmにする作業をしました)
注)ベルト交換時にはプーリーのサビも点検して下さい。
錆々だとせっかく新品に交換したベルトもザラザラのプーリー表面に削られて早期摩耗してしまいます。
状態が悪い物は交換して下さい、ベルトの持ちが変わります。
今年は中型ハイブリッド機の生産遅れが発生して今日注文をもらっても12月納品の状況です。
大量に仕入れた在庫機も完売。
大変な除雪機商戦を迎えそうです((((((ノ゚⊿゚)ノ
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