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【過去記事】ホンダ耕運機 こまめF210 耕運軸シール

暑かった夏も終わり、そろそろ冬野菜の準備が始まりますね。

 

そんな中、「耕運機の下にオイルが漏れている」っていう修理が数件ありました。

 

よくあるトラブルですが、原因は耕運軸(爪を回すミッションから出ている軸)のオイルシール部分からがほとんどです。

 

先代こまめ F210も古くなりそろそろシールの交換次期に来ている機械が増えてきました。

 

 

たまにご自身で部品交換を行おうとした方より、「他店で部品を買ったがシールが違う」という問い合わせがあります。

 

F210には機体番号により部品番号が違うんです。

ホンダウォークの修理ブログ
これは前期型のオイルシール、何の変哲も無い普通のリップがあるシールです。

クボタの耕運機もこのタイプを使っている機械が多いですね。

機体番号 初号機~1018165まではこのタイプが使われています。

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機体番号 1018166~はこのタイプ、ウォーターシールと呼ばれるシールです。

シールが二重構造になっていて軸とシールはリップシールの様に線接触でなく面で接触しています。

田んぼで米を収穫するコンバインの走行軸もこのタイプのシールを使っていて、強力にシールします。

 

リップシールは軸とシールのリップ部が常に擦れながら回っているのでオイル漏れ修理でシールを外すと、軸まで削れている事がほとんどです。

 

軸交換になる事が多いんです。

 

ウォーターシールはシール内面が軸に固定されていて、擦れるのは二重になっているシール内面同士なので、軸がダメになる事は稀です、オイルもれのトラブルも後期型は少ないんです。

 

 

現行機種のこまめF220もウォーターシールを使っていますが、部品番号はF210とは違うので注意してくださいね。

 

 

「こまめ」の部品はホンダウォークにお任せ下さい。

 

 

 

 

 

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