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【過去記事】発電機を長持ちさせる方法
ガソリンって揮発油って言う油に分類されるとても蒸発しやすい液体です。
なんと沸点は30℃から220℃とトテモ低い温度で沸騰します、水は100℃ですよね。
暑い時期に燃料を入れっぱなしにしておくと当然ガソリンは蒸発しますし。
それに、ガソリンの成分が化学変化で酸化物になるんです、古いガソリンって嫌な匂いがしますよね。
あれって酸化物に変化した匂いなんです。
当然、酸は金属を強力に錆びさせます。
その結果が、キャブレター内部の腐食(錆び付)や燃料タンク内の錆びになるんです。
その錆びが燃料通路を塞ぎエンジンが調子悪くなります。
どうすればいいのか?
それは、使わない時はキャブレターの燃料を抜いとけばいいわけです。
これは、ホンダインバータ発電機EU9iのカバーをはぐった所。
エンジンスイッチをOFFにした後、矢印のマイナスネジを緩めるとピンクのホースからガソリンが抜けます。
数十CCほど出てきます、抜けきったらネジを閉めます(ホース出口からガソリンが出るので注意)。
これで抜き取り完了。
できれば、燃料タンクもキャップを外し市販の手動ポンプ(ホームセンターとかで売ってる、ストーブに灯油を入れるやつ)で抜いてやるとさらに良いです。
注意:電動式ポンプは絶対にガソリンに使わないで下さい、火災の原因になります。
ヤマハはさらに簡単!
これはヤマハインバータ発電機EF1600is。
メカニック小関もお勧めの一台。
矢印の燃料コックをOFFの位置にしてからエンジンを始動します(これだけ!)
あとは自然に止まるのを待ちます。
止まったら完了、キャブレター内の燃料は燃えて無くなりましたヽ(゚◇゚ )ノ
ホンダは燃料コックとエンジンスイッチが同軸なのでコックをOFFにしてエンジンを始動出来ません。
でも、エンジンかける時はいちいちコックをONにする手間が無いので便利です。
どっちの方式が良いのかいつも悩みます。
皆さん、1ヶ月以上使わない時は是非ガソリンを抜いてください。
発電機修理の大半はキャブレターの腐食なんです。
そして次に結構多いトラブルがエンジンのオーバーヒートなんです。
発電機のこの部分。
そう、マフラーです。
エンジン内部の燃焼ガスを排出する皆さんご存知の部分。
運転中はものすごく熱い排気ガスが出ます、火傷するから手をかざさないで下さいね。
この部分を塞ぐと発電機はオーバーヒートしちゃうんです。
悪い例はこんな感じの置きかたです。
高温の排気ガスがスムーズに排気できずにエンジン内温度が上昇するんです。
「こんな置き方するヤツいないぜ」なんて声が聞こえてきそうですが、結構あるんです。
トラックの荷台に乗せたまま使っていて、気づいたら焼けちゃったてケースが多いんです。
積むときは荷台の端に置きたくなるんですが、注意が必要なんです。
一度焼けたエンジンは煙りを大量に噴くようになっちゃいます。
おき場所には気を付けましょうね。
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