ぽかぽか陽気に誘われて、外仕事が楽しくなるこの季節。
実は、春のお手入れが一年の芝ライフを大きく左右するってご存じでしたか?
青々と美しい芝を育てるために、さっそく春のお手入れを始めましょう!
なぜ冬から春の手入れが必要なの?
芝生には「暖地型芝」と「寒地型芝」の2種類があり、それぞれお手入れのタイミングが異なります。
- 暖地型芝:2〜4月頃にスタート
- 寒地型芝:春と秋にしっかりと
芝は冬の間、地中の根に栄養をため込み、地上部分は枯れた状態になります。
春の新芽が出る前にしっかり準備をしておくことで、元気な芝が育ちやすくなるんです。
「更新作業」って?
ちょっと不思議に聞こえるかもしれませんが、「更新作業」とはあえて芝に負担をかけて成長を促す作業のこと。
生育期に入る前に行うことで、傷ついた部分もすばやく回復できるようになります。
ポイントは、春の芽吹き前に少しずつ進めること。一度に全部やろうとせず、余裕を持って進めましょう。
春先の芝生お手入れリスト
1. 雑草取り
まずは雑草をしっかり除去。これだけでも芝の成長がぐんとスムーズに!
2. 低刈り(芝刈り)
冬の間に枯れた部分を短く刈り込みます。新芽が出やすい環境を整えましょう。
3. サッチング(※1〜2年に1回でOK)
芝刈りの後に残った刈り芝や枯葉を取り除く作業。これを怠ると、通気性や排水性が悪化し、病害虫の原因に。
4. エアレーション(※これも1〜2年に1回でOK)
固くなった地面に空気を送り込む作業。根の成長を促し、水や栄養の吸収効率がアップします。
※作業の前後は除草剤の使用を1ヶ月ほど避けましょう。
5. 目土入れ
エアレーション後に、凹んだ部分や成長の悪いところに土を足して均一に。保温効果もあるので、春先にピッタリ!
6. 施肥(肥料)
芝の元気な成長には、栄養も欠かせません。季節に合った肥料を選んで与えましょう。
7. 水やり
土が乾いていたら、朝か夕方にたっぷりと水をあげてください。乾燥は大敵です!
まとめ:春のひと手間が、夏の緑を育てる!
春のお手入れを丁寧に行うことで、病害虫の早期発見や、芝の補修にもつながります。
冬を越え、これからぐんぐん成長していく芝のために、今こそしっかりとケアを!
夏には、青々とした美しい芝生の上でくつろげるように…
この春、一緒に「芝活」始めてみませんか?